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不用品をリユースやリサイクルをする理由や方法・その後の状態

 

処分方法

なぜリサイクル(再資源化)が必要なの?

処分方法

環境問題の深刻化もあり、世の中全体にリサイクルを求められるようになっています。再利用できるものはできるだけ再利用することにより、資源を無駄遣いせず、環境への負荷を減らします。

 

また、一般廃棄物の最終処分場の残余容量は19年しかないとの深刻な推計もあります。すなわち、再資源化をせずに、ゴミを出し続けてしまうと、私たちの出すゴミの捨て場がなくなるという、現実が迫りつつあるのです。

 

目次

 

不用品の種類により、最適なリユース方法やリサイクル方法が変わってきます。また、リサイクルショップでの買取、海外リユースなど、多岐にわたる処分方法のメリットやデメリットについて検証しましょう。

 

チェック

 

  • 金属のリサイクル
  • 不用品回収のリサイクル(再資源化について)
  • 不用品をリサイクル目的で回収
  • リサイクルとリユースの違い
  • リデュースのすすめ
  • 国内でのリサイクルと海外での再利用
  • リユース(再使用)という選択肢
  • リサイクル目的で行う廃品回収
  • 粗大ゴミのリサイクルとリユースについて
  • 本当はリユースショップ
  • 回収された不用品のリユースの行方
  • 業者によって回収された不用品の行方
  • アップサイクルとは?
  • 廃棄物と再資源化
  •  

     

     

    金属のリサイクル

     

    私たちの身の回りにあるちょっとした雑貨から生活家電に至るまで、いろいろな部分に使用されている金属。金属と一口に言っても鉄、ステンレス、アルミなどたくさんの種類がありますよね。私たちの各家庭で、こうした金属を素材別に一つ一つ分けることは不可能です。そのため、金属をゴミとして捨てる場合には、燃えないゴミとか粗大ゴミなどで出すことが多いのではないでしょうか。

     

    金属の中でも、家電製品や機械などに使われている金属は、そのほとんどが中国に輸出され、そこで素材別に分別されるのが一般的です。金属は素材別に分別をすればほとんどがリサイクルできますが、異なる素材が混じっていたり、プラスチックなど金属ではないパーツが混じっていたりするとリサイクルできないので、この素材ごとに分別する作業は、中国ではすべてが手作業で行われています。

     

    金属の中でも家電製品の中に入っているレアメタルと呼ばれるニッケルなどは、国内で業者が簡単に取り外せてリサイクルしやすい金属素材としても知られています。近年では大型家電だけではなく、デジタルカメラや携帯電話などの小型家電もリサイクルすることを奨励していますが、これは小型家電の中に含まれているレアメタルのリサイクルを目的としているからです。

     

    また、一般家庭から不燃ゴミとして出された金属は、ゴミ処理場でシュレッダーにかけられて体積が小さくなります。そして、最終的なリサイクル施設へと運ばれ、リサイクルの対象となります。

     

     

    不用品のリサイクル(再資源化について)

     

    環境問題の深刻化もあり、世の中全体にリサイクルを求められるようになっています。再利用できるものはできるだけ再利用する。資源を無駄遣いせず、環境への負荷を少しでも減らすために欠かせないものです。このリサイクルへの取り組みは、不用品回収の分野でも進められています。

     

    その象徴といえるのが家電リサイクル法。テレビ、冷蔵庫、エアコン、洗濯機、は、この法律によってリサイクルを前提にした回収を義務付けられています。また、パソコンも同じく出せません。製造・販売を行っているメーカーは製品を回収し、再利用することを義務付けられているわけです。そのため、家電リサイクル法の対象となっている家電は粗大ゴミなどで回収することはできず、メーカーや小売店など、この法律に基づいて回収しているところに依頼する必要があります。

     

    不用品回収を業者に依頼する人も多いでしょう。家電リサイクル法の対象となる家電もまとめて引き取ってくれるため、便利な点も大きな魅力です。この不用品回収業者でも、リサイクルを積極的に行うようになっています。回収したものは廃棄処分されるだけでなく、リサイクル、リユースが可能かどうかを検討し、もっとも適切な方法が選択されているのです。リユースは回収した製品をそのまま中古品として再び市場に出す方法、リサイクルは一端破壊したうえでパーツや部品を再利用する方法となります。

     

    こうした不用品回収のリサイクルでは、わたしたちが思っている以上に多彩な選択肢が用意されています。よく携帯電話などの端末に貴金属やレアメタルが含まれている話をよく聞きます。それと同様に、わたしたちが処分する不用品にはリサイクルに役立つ素材がいろいろと使用されているのです。

     

    先に挙げた貴金属、レアメタルのほか、アルミやプラスチック、ステンレス、さらには衣類などの繊維もリサイクルの対象となっています。それぞれの素材を別々に集め、再利用ができる業者、たとえば精錬所、合金メーカー、プラスチック再生メーカー、ウェアメーカーなどに送り、それぞれの場所で新たな製品の素材として生まれ変わっているのです。

     

    このように、わたしたちにとってはいらなくなったものを処分するだけの不用品回収も、その後の過程でさまざまなリサイクルが行われているのです。この点もよく踏まえたうえで不用品回収の方法を選ぶべきでしょう。また、悪質な業者の中には回収した製品を不法投棄する場合もあります。こうした業者を選んでしまうことは、リサイクルの面でも大きなマイナスとなりますから、信頼できる業者を選ぶことが重要になってきます。

     

     

    不用品をリサイクル目的で回収

     

    不用品回収された製品はどのような経緯を辿るのでしょうか。引き取ってもらった側としては処分できれば後のことはどうでもいい、と考えている人も多いかもしれませんが、悪質な業者に騙されないためにもあらかじめ回収された不用品のルートを確認しておくことが必要です。業者の中には個人情報を吸い出すといった手口も見られるからです。

     

    不用品回収された製品の辿るルートは大きく分けて廃棄、リサイクル、リユースの三種類に分けられます。とくに重要なのがリサイクル。環境問題、資源の再利用などの観点からリサイクルが社会全体のテーマとなっています。また、リサイクルすることによって業者が利益を得ることもできるため、さまざまな方法でリサイクルが目指されています。

     

    では不用品回収された製品のリサイクルの過程を見てみましょう。まず引き取った製品がそのまま製品として再利用に耐えうるかどうかをチェックします。そのまま中古品として市場に売りに出せると判断された場合はリユースとなります。よくリサイクルとリユースが混同されますが、リサイクルとは資源そのものの再利用を目的としています。

     

    リユースではなくリサイクルになった場合には、まず選別と破壊作業が行われます。選別とは製品の種類だけでなく、そこにどんな素材が使用されているか、どのような作業でリサイクルするかを分類する作業です。たとえば銅や鉄、レアメタルといった素材、あるいは基盤などのパーツ、プラスチックなどの原材料など、再利用が可能な素材を見極めるわけです。

     

    それから破壊作業。これは回収する素材を取り出すために行うとともに、素材を壊さないよう注意しながら行っていく必要があります。また、パソコンなど個人情報が入っている可能性がある製品に関してはデータの消去と破壊の両方を綿密に行う必要が出てきます。

     

    リサイクル可能な素材を回収したらそれぞれを求めてる業界、業者などに送ることになります。たとえばプラスチックならプラスチック再生メーカー、金属なら製鋼所やアルミ合金メーカー、特殊鋼メーカーなど。そしてこうした場所から新たな電気製品、建築資材、玩具や文具、パソコンのパーツなどが作り出されるわけです。

     

    このように、不用品回収のリサイクルは社会全体の資源化、資源の循環に大きな役割を果たしているのです。その人にとって不用品でも新しい形で生まれ変わり、他の人に活用される機会を得ることができます。こうした点も頭に入れておけば不法投棄などを考えず正しい方法で処分する気になるのではないでしょうか。

     

     

    リサイクルとリユースの違い

     

    限りある地球の天然資源を有効に活用するためには、リサイクルやリユースが効果的です。ではリサイクルとリユースはどのように違うのでしょうか。リサイクルとは簡単に説明すると再資源化のことです。ある製品を廃棄する場合、その廃棄物を製品として再使用するのではなく部品ごとに分解したり粉砕したりして、資源や原料の状態に戻します。その後、できた資源や原料を用いて製品などを作ることになります。リサイクルの方法の1つにマテリアルリサイクルがあげられます。

     

    マテリアルリサイクルとは廃棄物を原料としてリサイクルする方法です。マテリアルリサイクルの代表的なものは紙のリサイクルです。廃棄物の紙を原料として、再生紙を作るのです。再生コピー用紙などはマテリアルリサイクルの代表といえるでしょう。マテリアルリサイクルは同じ製品を生産するだけではありません。例えばペットボトルを回収し、繊維の原料として利用する方法があります。ペットボトルがフリースなどの衣服に形を変えてリサイクルされることはご存知だと思います。

     

    リサイクルの別の方法は、サーマルリサイクルです。サーマルリサイクルとは、製品としてではなく、エネルギーの形でリサイクルを行う方法です。具体的には廃棄物を粉砕し固形燃料にしたり、廃棄物を焼却する際の熱を利用したりします。

     

    一方、リユースとは不用品をそのまま再使用する方法です。使用済みのものでも洗浄したり、メンテナンスしたり、部品を交換したりするだけで十分使用できるものはたくさんあります。

     

    リユースの優等生といえるのがビール瓶です。ビール瓶を販売店に返却すると瓶の料金として5円が戻ってくることをご存知かもしれません。販売店で回収されたビール瓶はリユースするため工場に運ばれます。この工場で洗浄されたビール瓶は再度ビール工場に運搬され、使用されることになります。年に3回程度ビール瓶はリユースされ、8年程度使用されるといわれています。

     

    ビール瓶のようにリユースすることにより、地球の環境面や資源面で貢献することができます。最近では家電製品のリユースも普及しています。家電をリユースするためには、廃棄するのではなく専門業者である弊社に回収させていただのも一つの選択肢です。

     

    現在家電製品の中にはリサイクル料金を支払って回収してもらう品目も存在していますが、将来的にはビール瓶のように回収してもらうとお金が戻ってくるシステムになるのかもしれません。

     

     

    リデュースのすすめ

     

    環境に優しい取り組みとしてあげられる言葉に、リサイクル・リユース・リデュースという言葉があります。 リサイクルとは元の製品の素材を再生して、再度製品を作ることです。リユースとは元の製品を再度同じ製品として使用することです。ではリデュースとは何でしょうか。リデュースとは英語で、直訳すると「減らす」という意味があります。環境に優しい取り組みの方法として考えた場合、リデュースとは環境に負担をかける無駄や不必要な消費を減少させるという意味になります。もう少し簡単に説明すると「ゴミの量を減らす」ということになります。

     

    ではリデュースの例を考えてみましょう。身近なリデュースの方法としては、洗濯機を使用する際の水量があげられます。服が少ない時は使用する水の量をこまめに切り替えることで、水の節約につながります。またすすぎを1回にしてもよいでしょう。こうした工夫は結果的に環境への負担を減らすことになります。

     

    またリデュースの方法としては、エコバッグの利用があげられます。買い物の際に渡される袋は、ご存知のように捨てられることが多いといえるでしょう。エコバッグを持参することにより、ゴミを減らすことができるのです。買い物の際は過剰包装を避けることや詰替可能な商品を購入することでも、リデュースに貢献できるはずです。

     

    他にも、コーヒーショップにマイカップやマイボトルを持参することもリデュースです。使い捨てカップを使用しないことで、ゴミを減らすことができます。また大手のコーヒーショップチェーンでは、マイカップやマイボトルを持参すると20円程度割り引いてくれることもありますから、一石二鳥といえるでしょう。さらにマイボトルなら、ペットボトルを購入しないですみますから、容器分のゴミを減らすこともできるでしょう。

     

    マイ箸を持参して、割り箸を使用しないこともリデュースといえます。少し手間がかかりますが効果的なリデュースの方法もあります。例えば、生ゴミを出す際に水気を切っておくことです。生ゴミは焼却処理されますが、生ゴミの水気を切って乾燥に近い状態にしておくことで、焼却に使用する燃料を少なくすることができます。

     

    リデュースは小さい事の積み重ねです。確かに一人ひとりが行えることには限りがあります。しかし小さなことの積み重ねを1億人以上の日本人全員が行えば、環境問題の改善に相当貢献できることは間違いありません。リデュースでゴミの量を減らし、どうしても出てしまうゴミはできる限りリサイクル・リユースを行なって頂くなどで、この地球を守って行きたいものです。

     

    当サイトでは、物品別のリユース方法をご提案しています。

  • 『物品別のリユース方法と比較検証』
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    国内でのリサイクルと海外での再利用

     

    家電製品が故障してしまうと、ほとんどの方は買い替えを選択すると思います。というのは、買い換えたほうが修理するよりも安いことが多いからです。日本の場合は修理するサービスマンの人件費だけで、結構な金額になってしまいます。このためちょっとした故障でも数万円の修理費になるケースが多いのです。

     

    洗濯機や冷蔵庫などを買い替えする場合には、多くの方はリサイクル料金を支払って業者に委託すると思います。こうした業者は、委託された洗濯機や冷蔵庫をリサイクルすることになります。家電製品のリサイクル方法は、まず分解することから始まります。分解した廃棄物をプラスチックと金属に分別します。例えば金属は専門の業者に渡して再度金属として利用されることになります。しかしプラスチック部分はリサイクルが難しいといわれています。このため焼却処分を行うことも多く、燃焼させた際の熱エネルギーを取り出す形でのリサイクルが行われることもあります。

     

    こうした流れを考えると、リサイクルは必ずしもエコロジーとはいえません。本当にエコなのは再利用だからです。再利用であれば、リサイクルとは異なり分別のためのエネルギーを使用しなくて済みます。またプラスチックも焼却処分されなくて済み、余計な環境破壊を行わなくて良くなります。とはいえ壊れた家電製品を修理して再利用することは、ここ日本ではコスト的に無理があります。

     

    しかし海外ならどうでしょうか。海外なら日本と異なり、高い人件費はかかりません。このため日本で不用品となった家電を海外に輸出し、現地で修理して再利用する取り組みが行われています。実はフィリピン、ミャンマー、ペルーといった途上国では、日本から輸入される家電は大変な人気です。現地には廃棄家電を修理するプロがたくさんいます。日本ではコスト的に見合わない修理でも、現地なら十分コストが見合うのです。新品家電を購入できない方たちが、修理後の家電を求めるケースが多いのです。テレビ、洗濯機、冷蔵庫、ミシン、オーディオ機器など、どの家電の廃棄物でも海外では需要があります。再利用こそ、本当の意味でのエコロジーにつながると確信しております。

     

     

    リユース(再使用)という選択肢

     

    回収された不用品のその後は、3つの選択肢のうちのひとつを辿ることになります。ひとつ目が廃棄処分、2つ目がリサイクル、そして3つ目がリユースです。リユースとリサイクルの区別が曖昧な面もあります。どちらも回収された不用品を再利用する点では共通していますが、製品をそのまま使用するリユースと、いったん分解・破壊したうえで再利用を目指すリサイクルの間には大きな違いがあります。

     

    リサイクルといえば、製品に含まれた貴金属などの部品を取り出し、新たに製造される製品の材料として役立てること。一方リユースは製品をそのまま、中古品として役立てることを言います。

     

    不用品とは「いらなくなった、使わなくなったもの」のこと。しかしこの定義はあくまで主観的なものです。あくまで持ち主にとっていらなくなったものであって、他の人にとってはまだまだ十分使える余地もあるのです。それを廃棄処分にしたり、リサイクルのために壊してしまうのはもったいないため、改めて市場のルートに乗せるなどして世の中に流通させるわけです。

     

    このリユースにはさまざまなルートがあります。不用品回収業者が引き取った後に、この製品を扱う店舗や業者に売るルートがまずひとつ。それからリサイクルショップが引き取ってそのまま自分の店で売りに出すルートもあります。なお、不用品回収業とリサイクルショップを同時に行っていたり、グループ内で運営されているケースも見られます。それから専門ショップが回収したり、不用品回収業者を通して入手するケースもあります。パソコンのパーツや車・バイクのタイヤなどがその代表例です。

     

    これらのルートは、すべて国内での流通を前提したもの。もうひとつの選択肢があります。それは海外への輸出。こちらの方が需要が大きいとも言われています。とくに日本製の家電は安くて丈夫で長持ち、ということで海外で人気が高く、世界中に中古品が流通しています。不用品として回収された家電が整備、クリーニングされたのちに海外へと送られているわけです。輸出先としては東南アジアやアフリカ、南米などが多いようです。

     

    そのほかには、ボランティア団体やNPOなどに寄付されるケースもあります。慈善行為の一環としても不用品のリユースが役立っているのです。こうしてみると不用品回収のリユースといっても製品によって実にさまざまな未来が待っていることがわかります。不用品回収を利用する場合には、単にいらないものを処分するだけでなく、新天地で役立てられることも頭に入れておくとよいのではないでしょうか。

     

     

    リサイクル目的で行う廃品回収

     

    リサイクル廃品回収を行なっているという業者をご存じの方も多いかもしれません。最近では様々な形態のリサイクル廃品回収が行われているので、リサイクルと一口に言っても種類があります。まず空き地などで無料廃品回収を行なっている業者を見かけたことがあるかもしれません。幹線道路沿いに「無料廃品回収」とのノボリを立てていることも多くなっています。こうした業者は、空き地回収業者と呼ばれることもあります。

     

    本来、廃棄物の回収には許可が必要です。廃棄物でない有価物の場合には古物商の許可が必要となります。しかし空き地回収業者はこうした許可を取得していません。有価物でありながら、無償で引き受けることにより「廃棄物回収許可も古物商の許可も必要ない」と主張しているのです。回収された廃棄物がどこに行くのかというと、そのほとんどが転売されることになります。転売後は粉砕されたり輸出されたりするようですが、リサイクルが行われているかというと、全くわからないのが現状です。

     

    リサイクル廃品回収業者の中には、軽トラックで拡声器を使用して巡回している業者もいます。最近、トラブルが多く報告されている業者です。高齢者から法外な処分料金を徴収したり、委託された廃棄物を不法投棄したりしているため、政府からもこうしたリサイクル廃品回収業者に注意するよう指導がなされています。空き地廃品回収業者と同様、こうした業者も廃棄物回収の許可や古物商の許可を取得していないことが一般的です。

     

    では本当の意味でリサイクル廃品回収を行なっているのは、どのような業者なのでしょうか。まず廃棄物回収の許可を取得していることは必須と言えます。法を守り、適正に回収業務を行なっている場合にのみ許可がだされるわけです。許可なしで回収を行なっている業者が、環境のためにリサイクルを行なっていると宣伝したところで、説得力がありません。法のもと、許可を申請してない業者に適正な処理などできるはずもありません。

     

    本当に環境のためを考えるなら、リサイクルよりもリユースに力を入れるはずです。リユースのほうが間違いなく環境に優しいからです。そう考えると、回収の際には有価物を引き受けることもありますから、古物商の許可も必須と言えそうです。つまり、廃棄物回収・古物商の両方とも許可を得ている業者が、リサイクル廃品回収を可能にする業者といえるでしょう。

     

     

    粗大ゴミのリサイクルとリユースについて

     

    粗大ゴミとして出されたものは、どんなに状態が良くてまだまだ使えるようなものでも、ゴミとして出されてしまうとリユースの可能性がなくなってしまいます。ゴミとして収集された製品は、家具でも家電でも、すべてシュレッダーなどにかけられて体積を小さくしてから、その素材がリサイクル施設に運ばれてリサイクルの対象となります。

     

    一般家庭で出そうと考えている家具や家電などが、まだまだ使える状態だったり、修理すればまだ使えるという状態の場合には、粗大ゴミとして出してしまうよりも、リユースが可能なリサイクルショップなどに引き取ってもらうほうがよいかもしれません。リサイクルショップの中には、修理が必要な家電などでも引き取ってくれて、修理をして中古家電として販売しているところなどもたくさんありますし、一人では重かったり大きかったりして持てないようなものでも、自宅まで引き取りに来てくれるケースも少なくありません。ゴミの量を減らして地球にエコな活動をするためには、粗大ゴミとして出すのではなく、リユースのために手放すことを意識したいものです。

     

    近年では、エコ活動の一環として、それぞれの自治体が、家庭から出されたゴミ処理場に運ばれた粗大ゴミの中から、まだまだ使えそうなものをピックアップして、ゴミとして処分せずにリユースするために激安価格で販売するという動きも増えています。粗大ゴミの中にはほぼ新品という製品もあったりするので、関心がある人はぜひ最寄りの市町村役所に問い合わせるなどしてみてください。

     

     

    本当はリユースショップ

     

    最近ではリサイクルショップを見かけない都市は無いといってよいでしょう。その多くが「リサイクル」ショップと名乗っています。リサイクルとは本来、元の製品を素材レベルまで分別して新しい製品や燃料を作る仕組みのことです。ご存知の通り、こうした本来のリサイクルを行なっているリサイクルショップはありません。ほとんどのリサイクルショップは、引き取ったり買い取ったりした電化製品を販売しているわけです。これは厳密にいえばリサイクルではなくリユースになります。

     

    誤解しないでいただきたいのは、リサイクルショップを否定しているわけではないということです。リサイクルよりもリユースのほうが環境にやさしいことは間違いないからです。リサイクルですとどうしても、運搬・分別・分解・再生に費用やエネルギーが必要になるためです。リサイクルショップを中心に広がりつつあるリユースですが、実際に利用してみると案外良いと感じる方が多いはずです。

     

    例えば洗濯機や冷蔵庫といった大物家電は、引越しの際にリサイクルショップに委ねられることが多いといえます。遠くに引越しをする際には、荷物になるから、あるいは新しい物を買ったからという理由で処分されるわけです。このため、まだ十分に使用することができる状態の商品がリサイクルショップに並ぶことが多いのです。

     

    特に洗濯機は構造が簡単ですから故障しにくく、リユース市場で人気があるのです。では古い洗濯機が不人気なのかというとそうではありません。古い洗濯機というと、二槽式洗濯機を思い浮かべる方も多いかもしれません。「今時、二槽式洗濯機なんて」と思われる方も多いと思いますが、実は東南アジアや中東では全体の6割以上が二槽式洗濯機です。特に最近発展が著しいドバイでは二槽式洗濯機は大変な人気があるのです。

     

    理由は簡単です。中東の方の着ている服を思い浮かべてください。男性はほとんどが白い服を着ています。つまり洗濯の際には、白い服と色柄物を分けて洗う必要があるわけです。日本で主流の全自動洗濯機ですと、分けて洗うためには脱水が終わるまで待っている必要があります。しかし二槽式洗濯機であれば、例えば白い服を脱水している間に、色柄物の洗濯を行うことができます。結果として時間の短縮につながるのです。実は日本の大手メーカーでも中東向けに特別仕様の二槽式洗濯機を開発しているほどです。このような背景で、日本の中古二槽式洗濯機でもリユースが盛んになっているのです。

     

     

    リユースの行方

     

    不用品回収された製品の中には、リユースの形で再び市場で売りに出されることもあります。もっとも分りやすいケースはリサイクルショップでの販売でしょう。ある人にとってはもう用済みのものでも、他の人にとってはまだまだ現役として役立つ、そんな需要と供給のバランスをうまく保つ仕組みとしてリユースが積極的に活用されています。環境問題などもあり、資源の有効・再利用が叫ばれているいま、リユースの重要性はますます高まっていくことでしょう。

     

    では不用品回収業者が回収した製品はリユースによってどのような場所へと送られていくのでしょうか。全国各地にたくさん存在する不用品回収業。そこでリユースされる製品すべてがリサイクルショップに送られるとはちょっと考えづらいもの。他にもさまざまな選択肢があると予想されます。

     

    リサイクル店以外の行方としてよく知られているのが海外への輸出。日本製品の海外での競争力の低下が日本経済に陰を落としていると言われていますが、中古製品、とくに電化製品は世界中で高い人気を得ています。丈夫で長持ち、しかも安く購入できる日本製の中古製品はとくに東南アジアや南米、アフリカなどで非常に人気が高いのです。

     

    日本メーカーのブランドイメージも人気の理由でしょう。不用品回収業者はまだ使用に耐えうると判断した製品を海外貿易のルートにのせることで再び市場に送り込んでいるのです。自分が使い終わり、処分した製品が地球の裏側で新たな活躍の場を見出していると考えると、なんだか不思議な感じがするのではないでしょうか。この海外ルートがリユースの行方の中でも大きな位置を占めているといいます。不用品回収業者にとっても利益が見込める部分となっているのでしょう。

     

    他にも選択肢はあります。たとえばオークションへの出品。とくにネットオークションです。もともと個人間の取引で利用されていたネットオークションですが、現在では業者が販売の手段として積極的に活用するようになっています。ネットオークションなら購入者と連絡を取りやすく、また直接的な取引が可能なため、この方法をとる業者が増えているようです。

     

    あとは非営利団体などに寄付し、役立ててもらうケースもよく見られます。子供や高齢者、障害者を対象としたパソコン教室などが代表的な例として挙げられるでしょう。また、非営利団体を通して海外へ寄付するケースも見られます。こちらはビジネスとしての面がなくなりますが、社会貢献の立場から業者にとっても重要な選択肢となっています。

     

     

    業者によって回収された不用品の行方

     

    回収/処分した不用品はどこへ行くのでしょうか。ほとんどの人は処分した時点で不用品への興味を失っており、行方について関心を持つことはほとんどないでしょう。すべて捨てられると思っている人も多いのではないでしょうか。しかし実際には回収/処分された不用品の行方は多岐に渡っています。

     

    まず廃棄処分。再利用の余地がないと判断されたものはすべて廃棄されることになります。ただ不用品の場合、家具や家電が多いため、すぐに廃棄処分されることはほとんどなく、何かしらの形で再利用・再使用されることが大半です。

     

    不用品の行方として多いのがまずリサイクル。環境問題の高まりから資源の再利用が社会全体のテーマとなっており、不用品の再利用が積極的に目指されるようになっています。家電リサイクル法はその象徴といえるでしょう。

     

    なお、リサイクルとは、製品の中から再利用できるものを取り出し、新たな製品の製造に活かすことを言います。そのため、リサイクルできる部分、素材とそうでない部分とに分けられ、後者が廃棄処分にされる形となります。

     

    リサイクルの場合、ひとつの製品に含まれていた部品・素材がさまざまなルートを辿ることになります。たとえば、鉄なら製鉄所、銅や金・銀なら精錬所、アルミならアルミ合金メーカー。ステンレスなら特殊鋼メーカー、プラスチックならプラスチック再生メーカーなど。また金属だけでなく木材や衣類もリサイクルの対象となります。

     

    古くなった衣服の素材から新たな衣服が作られたり、建築資材や自動車の内張りなどに利用されることもあるのです。こうした複雑な再利用のシステムをどれだけうまく活用できるかがリサイクル社会の鍵といえますし、不用品回収業者にもシステムの活用が求められるのです。

     

    もうひとつがリユース。こちらは再使用です。商品をそのまま中古品として再び市場に出す形となります。リサイクルショップがもっとも直接的でわかりやすい例でしょう。不用品回収業者が引き取った場合にはグループ内のリサイクルショップに回すこともありますが、海外へ輸出されるケースが多いようです。安くて丈夫で長持ちする日本製品、とくに家電は人気が高く、海外での需要が高いからです。

     

    このように、不用品として処分した製品はさまざまなルートを通して新たな製品に生まれ変わったり、新天地で活躍の場を見出しています。行方を辿ることは難しいですが、こうした形で再び社会の役に立っていると思うと感慨深く思うのではないでしょうか。

     

     

    アップサイクル

     

    リサイクルと一言でいっても、実に様々な形態のリサイクルが存在しています。リサイクルを大きく分類すると、アップサイクル、ダウンサイクル、通常のリサイクルの3種類に分類できます。

     

    まず通常のリサイクルですが、これは例えばアルミ缶をリサイクルして再度アルミ缶を作ったり、古紙をリサイクルして再生紙を作ったりと、価値がほとんど同じ物を作るリサイクル方法です。原料は変わらないわけですから、最も効果的にリサイクルを行えるメリットがあります。一方、同じ物を生産するわけですから、洗浄や製造にかかるコストが無視できない場合もあります。

     

    ダウンサイクルとは、元の製品よりも質を下げたリサイクル方法のことです。例えばプラスチック廃棄物から固形燃料を作るリサイクルや、焼却処理時に発生する熱を利用するリサイクルがダウンサイクルの一例となります。ダウンサイクルは通常のリサイクルよりも手間がかからないメリットがあります。プラスチック廃棄物を細かく分別する必要はありません。熱を取り出すリサイクルなら、分別の必要すらないほどです。しかしダウンサイクルには、できた固形燃料や熱エネルギーを再度リサイクルすることはできません。このためダウンサイクルは地球環境を考えた場合、応急処置程度の効果しかないと考える人もいます。

     

    最近注目されつつあるのがアップサイクルです。アップサイクルとは、元の製品よりも価値を高めた製品を作るリサイクル方法のことです。例えば、古着のリサイクルがあげられます。従来、古着のリサイクル方法は、工場などで使用されるウエス(油用の雑巾)などが主流でした。つまり典型的なダウンサイクルであり、その後のリサイクルはできませんでした。しかし最近では古着をアップサイクルすることが可能となっています。

     

    手法としては、古着を分子レベルまで分解します。ご存知のように繊維には綿素材、ポリエステル素材などが使用されています。分子レベルまで分解し、特殊なフィルターを使用すると、例えばポリエステル繊維だけを取り出すことが可能となります。

     

    取り出したポリエステル繊維を、大手アパレルメーカーに向けて出荷している企業があります。この結果、古着がブランド物の服に生まれ変わることになるのです。こうしたアップサイクルは、廃棄物を宝に変化させる可能性を秘めています。古着といえども、捨ててしまうのではなく不用品回収業者に引き取ってもらうと環境に貢献できるかもしれません。

     

     

    廃棄物と再資源化

     

    「夢の島」という言葉を、耳にされた方も多いと思います。名前のイメージとは異なり廃棄物の埋立地のことを指しています。初代「夢の島」の埋め立てはすでに完了していますが、新夢の島、三代目夢の島、といった具合で廃棄物の埋め立ては現在でも続いています。それだけ日本では廃棄物が多いといえるのかもしれません。

     

    そもそも廃棄物とは不要になり廃棄されたゴミのことで、売却できないか売っても値段のつかないものと定義できます。従来こうした廃棄物は焼却するか、焼却できないものは夢の島のように埋立地に積み上げられるか、という処分がなされてきました。

     

    ちなみに廃棄物は大きく分類すると「産業廃棄物」と「一般廃棄物」に分類されます。政府の統計によると、日本において年間に排出される産業廃棄物の総量はおよそ4億トンです。一方、一般廃棄物の総量は約5千万トンです。つまり廃棄物の9割は産業廃棄物で占められていることになります。この廃棄物のうち、最終処分されるのは全体の3千万トン程度に過ぎません。残りの4億トン以上は基本的に埋め立てられるか、処分まで積み上げられて保管されることになります。

     

    環境問題についての意識の高まりと共に、 モノを廃棄物として捨てるのではなく、資源として活用しようという意識も高まってきています。例えば「建設工事に係る資材の再資源化等に関する法律」があります。この法律は、建設工事の際に出される産業廃棄物のうち木材や木質ボード、コンクリート、アスファルトなどを再資源化、つまりリサイクルすることを規定しています。言い換えれば再資源化(リサイクル)することによって廃棄物の減量を減らそうという目的があるのです。再資源化のメリットは廃棄物の減量だけではありません。資源を有効に活用することが可能になります。また埋め立てや焼却処分の必要も少なくなることから、生活環境の向上も見込めるのです。

     

    再資源化とは、廃棄物を新たな製品の原料としたり、廃棄物を利用して固形燃料を作ったりする試みと言えます。こうした再資源化を行いやすいものの1つに家電があげられます。ご存知のように家電は様々な部品を組み立て製品になっています。言い換えれば家電製品から部品レベルに分解することによって、再資源化を容易に行うことができるのです。廃棄された家電の中には、不燃ごみとして埋め立てられてしまうものも少なくありません。しかし再資源化を行えば、廃棄物の減量もでき生活環境の向上にもつながるのです。

     

     

     

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  • 環境に与える問題や対策
  • 不用品回収を業者に依頼するメリット・デメリット
  • ゴミの処理問題と対処法
  • 自治体と回収業者の違い
  • 粗大ゴミ処分の方法と選択肢
  • 会社(法人)所有の家電・パソコンの処分方法
  • 廃棄物を扱う場面で必要になる責任や資格
  • リサイクルとリユースの比較検討
  • リサイクル家電を処分する前に見るポイント
  • リサイクルショップに売る前に見るポイント
  • ネットオークションとフリマ売却で役立つ基本知識
  • 寄付、寄贈の前に確認するポイント
  • 産業廃棄物のマニフェスト管理に役立つポイント
  • 廃棄物の処理問題に関する法律
  • 廃棄物処理の歴史/ルール年表
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  • レアメタルや非鉄金属リスト一覧
  • 廃棄物の区分とそれぞれの許認可一覧
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